山形商店振興会議での講演:言葉の架け橋が解く文化とコミュニケーションの誤解(3/100)
山形県内で様々な方と知り合う機会をいただき、ありがたいことに講師としてお呼びいただく機会が増えました。最初は、Yamaderansの活動についてご紹介することが多かったのですが、最近では翻訳に焦点を当てた講演を行うことが多くなりました。翻訳や通訳を生業としている私たちにとっては当たり前のことですが、一般の方々の多くがその仕事内容の違いを知らないことに気付いたからです。
翻訳と通訳の職務には異なるスキルが求められますが、多くの人は「英語ができればどちらもできる」と誤解しているようです。そのため、講演では翻訳と通訳の違いについての説明から初めます。その上で、機械翻訳の落とし穴や、ネイティブチェックの重要性などについて、具体例を交えながら説明をしています。何よりも、翻訳が単なる言葉の置き換えではないことを、意識して伝えるようにしています。
今回のQ&Aセッションでは、マーケティング翻訳やジョークの翻訳についての質問をいただき、簡単ながらもご説明をさせていただきました。
この講演について新聞記事で通じて知った最上地方の方から、さっそく講演の依頼をいただきました。山形県のインバウンド観光が増加する中、これからも県内各地でこの話題についてお話をさせていただき、少しでも地元ビジネスの役に立つ機会を増やしていくことを楽しみにしています。
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